日本経済新聞 平成17年7月21日木曜日 にて
増改築の見積書の作成を30分でおこなえるパソコンソフト開発の記事が掲載されました。
日本経済新聞 平成17年7月21日


住宅増改築 30分で見積書
 自動作成ソフトで透明性高く


  地場住宅メーカーのカワムラ(旭川市、川村純一社長)は、通常一週間程度かかる増改築の見積書の作成を、約30分で行えるパソコン用ソフトを開発した。浴室改修など55項目について、備品の価格など詳細なチェックリストをソフトに組み込み、顧客の要望に合わせてその場で見積書を作成する。増改築を巡るトラブルが相次ぐなか、透明性を高めて顧客の信頼獲得につなげる。

  パソコンの入力画面を開くと、浴室改修や外壁張り替えなどの増改築項目が表示される。例えば浴室改修の項目を選択すると、改修面積やユニットバスの商品名、ボイラー交換の有無などさらに50項目以上のチェック画面が現れ、すべて入力すると見積書ができる。
  チェック項目には手すり1本から価格が表示され「顧客も納得のいく見積書ができる」(川村社長)という。一方、同社は増改築の見積もりコストを削減できる。

 住宅の増改築は、住宅施工メーカーに依頼しても、実際の工事は零細工務店が行うケースが大半で、見積書の作成には一週間程度かかるという。このため大手住宅メーカーも増改築のノウハウを蓄積できていない。不慣れな業者は明細を示さず「一式」というあいまいな表現の見積書を提示し、顧客とのトラブルの原因にもなっている。

  カワムラは地場メーカーとして、小規模な増改築でも自ら施工し、ノウハウを蓄積。設計士や施工管理士などが6年がかりで自動作成ソフトを開発した。

  財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターは「消費者に施工会社から詳細な見積もりをもらうよう指導しており、施工業界が自ら透明性を高める動きは評価できる」としている。

  カワムラの2005年1月期の売上高(32億2000万円)のうち増改築部門は約3割。「他社が施工した住宅の需要も取り込み、増改築の比率を5割に引き上げたい」(川村社長)としている。

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