あさひかわ新聞 平成19年12月4日にて
地場に生きる 「新企業人駅伝」に社長のインタビュー記事が掲載されました。

あさひかわ新聞 平成19年12月4日

新企業人駅伝

 大学を卒業後、大阪の大手総合メーカーに就職した。入社後すぐに上司から元気があるからと営業勤務を勧められた。本来は一、二年間は商品について修行を積まなければならないところだが、「ハイ、頑張ります」と返答し、営業勤務になった。その翌週、初めて出席した営業会議で見た光景は、怒号が飛び交い、灰皿が宙を舞う世界だった。あまりの物凄さに「おだてられて頑張ります、なんて言ったけど、とんでもないところに来ちゃった」と、その時は後悔した。
  それから五年間の営業時代を「追い込まれて苦しんで、本当に大変だった。でもこの苦労が今の自分のベースを作った。一緒に苦労した上司や同僚達は今も力になってくれる。日本中、海外にまで広がった人脈はかけがえのない財産になった」と振り返る。
 
  その後旭川に戻り、現在のYOUトピアカワムラへ。先代社長(現会長)からは、平成十三年に社長に就任するまで一度も褒められたことがなかった。しかし社長になってみて「厳しさの意味」がよく判った。「今では会長に後光がさして見えるよ」と笑う。
  会社を先代から受け継いで何より感じたこと、「一生懸命働く気質をもった従業員たち」が一番の財産であると。そんな社風がお客さんに伝わり地域に密着する会社を作ってゆくのだ、と。

  会社は来年創業九十周年を迎える。旭川は寒暖の差が七十度にも及ぶ、世界的にみても過酷な環境だ。そんな中で培ってきた家作りの技術やノウハウを今後は道外、海外にソフトとして販売する。また、提携企業を増やしていく計画だ。
  「社長の仕事は常に先を見ていかなければいけない」と早い時期からインターネットを取り入れたビジネススタイルを構築した。大事なことは「前向きな発想とチャレンジの気持ち」と語る。従業員にも広い視野を持って欲しいと、三年ごとに全従業員で海外研修を行っている。
  「前向きな発想」や「チャレンジの気持ち」が一生懸命働く従業員の気質、社風となる。「受け継がれた社風が財産」と言っていた社長自身が、また新たな社風を作ってゆく−。
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